家庭裁判所とは

家庭裁判所の役割

家庭裁判所は、下級裁判所の一つで、少年事件や家庭内の紛争を専門に扱う場所。

離婚や相続をめぐる事件は、家庭内で発生する紛争にあたり、ここで話し合うこととなります。

家庭内裁判所は、地方裁判所とその支部の所在地に存在し、それ以外にも、出張所が設けられている場合もあります。

また、この家庭裁判所は、白黒をつけることが唯一の目的ではありません。

離婚することを目的とした、離婚調停だけではなく、円満にしたい場合は、夫婦関係調整の調停申し立てという選択肢も存在します。

これに至らないまでも、家事相談という、家庭内の問題を相談できる、無料の制度も存在しています。

家庭裁判所と不倫調査

離婚の種類は、協議離婚、調停離婚、審判離婚、裁判離婚の四種類です。

協議離婚は、夫婦双方の離婚の意思を確認した上で離婚届を作成し、役所へ提出する方法で行われ、日本の離婚の大半はこれにあたります。

これら以外の調停離婚、審判離婚、裁判離婚時がなされるのが、家庭裁判所であり、これらを円滑にすすめるため、離婚原因の証拠を用意しておくことが必要になります。