調停離婚とは

調停離婚について

夫婦が離婚をする際には、まず、当事者間で協議されるのが一般的ですが、これで離婚が成立しない場合に、次の段階として、調停離婚が存在しています。

これは、家庭裁判所で、調停委員の立ち会いのもと、当事者間で話し合いを行うものです。

日本では、家事事件、つまり、家庭内での紛争は、いきなり訴訟を起こすのではなく、調停の申し立てを、前もって行わなければならないとされています。

これを調停前置主義と言います。

これらの場で出された結論は、調停調書として、確定した判決や、審判と同等の効力を持ちます。

調停とは、立ち会う人物こそいれども、当事者の話し合いによっての、紛争解決を目的としたものです。

これは、当事者の意思を尊重すべきという、制度の考えが反映されたもの。

ここで成立しない場合になって、はじめて、審判や裁判という、他者の判断によって、解決を図る段階へと進むわけです。

調停離婚と浮気調査

この調停離婚の場においても、探偵などによって調査した結果は、非常に有効でしょう。

情報の提示の仕方などは　相手や状況にもよるでしょうが、この段階で離婚を成立させたいなら、離婚の原因行為の証拠は重要だと思われます。