自称一人旅は、不倫相手と会っていたのでした

現在45才の会社員、43歳の妻、中学生と小学生の2人の息子の4人家族です。

長男が生まれた後から、妻の両親が住む家に同居するようになりました。

妻の自称一人旅

長男が小学生になってから、サッカークラブへ入団し、私も週末になると、長男と共に練習や試合へ参加することが当たり前のような状態になりました。

次男も長男同様にサッカーを始めた頃には、妻を1人家に置いて出掛けることが、多くなっていったのは確かです。

今振り返ると、妻が不倫を始めたのは2年ほど前でした。

金曜日の日中に、私宛に妻から携帯メールが入りました。

c.cで、義母の携帯へも同時に送られていました。

「いつもありがとう。

ストレス発散で、パワースポット巡りの一人旅に行ってきます。

日曜日の夜には帰ります。

ご飯代は、レンジの上に置いてあるから、適当に食べて下さい。

あと、誰かと一緒じゃないか？と思うかもしれないけど、絶対ありません。

こんな40歳を超えたオバサン誰も相手にしませんから。

」

との内容でした。

その時は、同居の義母にもメールしていることからも、正直、不倫をしているとは、思いもよらなかったのです。

一点だけ、帰宅後の妻の旅行鞄を好奇心で覗いたところ、北海道の建設会社の男性の名刺が出てきました。

妻に軽く尋ねて見ましたが、知らないとのこと。

確かに北海道じゃ、随分遠いし妻とは関係のない人かもしれないと思ったのです。

でも、私は何か引っ掛かるものがあり、名刺に書かれた会社名と男性の名前を控えておいたのです。

妻の自称一人旅は、1度では済みませんでした。

その後も2～3ヶ月おきに、一人旅と称して、2泊3日で家を空けることが続いたのです。

決まって、金曜日の日中に、携帯へもメールが入りました。

息子たちも妻が急に居なくなることを、「プチ家出」などと言って慣れた様子でしたが、私は3度目あたりで、間違いなく不倫をしていると、疑うようになったのです。

不倫の確証を得るための証拠集め

その後は、妻が家を空けるだけでなく、妻がデパートで沢山買ってきたような高級なお菓子や、大人買いした漫画本やなどが、直ぐに家から消えていることにも気付きました。

不倫相手へのプレゼントとして、送っていたのでした。

しかし、これらの状況がイコール不倫を確定させるものにはならず、妻を泳がせておくしか出来ない日々が続いたのです。

私は、妻が留守の間に、部屋を物色したりしていましたが、ある日証拠になり得るものが、洋服タンスから出てきたのです。

男性物の洋服類(パンツ・ベルト・手袋)の通販サイトで買い、届け先を男性宛にした利用明細書です。

みなどれも1万円以上する物でした。

また、ある日には妻の寝るベッドサイドに、日記が放置されていたのです。

中には、不倫相手への思い、実際に会っいた日付、プレゼントで送った品々、全てが日付入りで書かれていた為、一人旅と称して出掛けた日付は、私の携帯の着歴とも一致しましたし、プレゼントの内容も、通販サイトの利用明細書と一致しました。

何より、不倫相手の男性の名前が、最終的に家を空けた後に、旅行鞄から出てきた名刺の名前と一致したのです。

それら全てをコピーし、またスキャナーしてデータとしても保存しました。

義理の両親と妻の前で不倫の証拠を説明

私は、話がこじれたら離婚しても構わないとの決意で、義理の両親の前で、妻の不倫の流れを説明しました。

証拠を並べて、時系列にして1つ1つを結びつけていったのです。

全てを説明し終えた所で、義理の両親が妻に事実を尋ねました。

妻も観念したのでしょう。

不倫を認め、謝罪してきました。

しかし、不倫に走った根本のところには、息子たちと毎週末にサッカーへ出掛け、妻に淋しい思いをさせていたこともあったようです。

妻から謝罪を受けて半年が経ちますが、現在は完全なセックスレスな関係ですが、週末にはちょっとした買い物に一緒に行くなど、ごく普通に生活しています。

しかし、あの時揃えた証拠は、今でも妻に知られない場所に保管してあります。